みなさま、こんにちは。
今年、ミュージションは、小平小川町で始まり、続いて東日本橋がオープンしました。その後もぞくぞくと建設が続きます。
そこで、弊社の建築事業部に勤務する社員(高野彰)にちょっと聞いてみました。

 

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「これは、僕にとって容赦なく残酷だ」

彼は、ミュージションの遮音性能を上げることに、日々情熱を注いでいます。
そして、口癖のように言います。

音は目に見えない生き物のようだ。
音は、数値では見える。機械では見える。結果は、はっきり数字で出る。
1デシベルの違い。人間の耳には聞こえなくても、機械は判別する。
「これは、僕にとって容赦なく残酷だ」と。

D値

D値。聞きなれない言葉ですが、遮音等級を表す表示で、日本建築学会では、D-55を特級と定めています。
125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hz
ミュージションでは、各住戸でこれら各周波数帯の音を調べ、D値を出します。
出来上がったミュージションでは、必ず遮音性能のテストが行われます。上下左右、ななめの部屋どうしの音を測定し、D-70、D-80、D-85など結果が出ます。
性能は一番下の値で決まります。例えば、500Hz帯でD-85、250Hz帯でD-80ならば、性能はD-80となります。
完成するまで、遮音性能は不明です。常にD-70以上の高遮音性能目指すミュージション。しかし、その数値は、建設途中ではわかりません。
もし傷や汚れなどがあったとしたら、それはいつでも直すことが出来ますが、遮音性能は完成するまで、建設途中では確認できないのです。
だから、「自信はあるが遮音性能のテストは命がけだ」と彼は言います。

彼ら社員たちの情熱と技術開発、そして腕のいい現場の職人たちの手、研究者によって、ミュージションの遮音性能は進化を続けています。
彼は、それでもまだ、やりつくしていない、満足もしていないと言います。

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「見えない音との戦い」

遮音性能テストの結果、単にその数字だけを見ても満足は出来ない。
低い音ほど遮ることが難しい。125Hz帯よりも低い周波数帯の音はどうやったら止まるのか。「見えない音との戦い」が続きます。
それは、「ドラムなど、まだ室内で演奏できない打楽器などが存在するからだ」と言います。

「音を止めたい」のではなく「音を出させたい」

長年マンションづくり、住まいづくりをやってきた、住まいを考えてきた会社だから、演奏のことだけじゃなく、住むことを考えている。
ピアノが置けるスペースを確保しているが、狭ければ不快だということを知っている。
ある程度空間を取り、その空間は「音の響きもちょうど良い」と入居者の方から評価されている。

「僕たちは単なる防音屋さんじゃない」。「音を止めたい」のではなく「音を出させたい」。
「ドラムの音を止めるなんて、できるかできないかなんてわからない。でも、思う存分音を出させたいんだ」と言う彼の心の中に、住む人、そして音楽をする人への熱い想いを感じ、私はきっとやってくれる、と思いました。
(総務部太田)

ミュージション東日本橋 http://musision.jp/higashinihonbashi

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