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企業目的

 人々はこころ豊かな社会を望んでいます。リブランの目指すものは“住宅産業は人間産業”であるという視点にたち、日本の住文化の創造により、人々のしあわせへ貢献することです。そして、人・地域・社会とリブランで働く1人ひとりが共に日本の住文化の創造がもたらす喜びや信頼を実感できる時、しあわせへの貢献は成されていきます。リブランはその社員1人ひとりの喜びを尊重し、自己実現図っていくための機会を創出することにより、人々のしあわせに貢献していく企業を追及します。 

社長あいさつ

代表取締役社長 鈴木雄二

代表取締役
鈴木雄二

1967年、東京生まれ。88年から大手分譲マンションデベロッパーに勤務。92年、株式会社リブランに入社。02年、同社代表取締役に就任。

 私がMUSISION志木(*)を担当した頃、お客様とそのご家族がWEBで共 にMUSISIONを“紹介しあう”ということがありました。「物件は埼玉県。お客様は海外居住、ご家族は北海道。」という現象に、私は深く考えさせられました。
 これはお客様が、最寄駅・広さ・価格という“経済合理主義的3基軸”の住宅探しでなく、自己実現求に基づく自分の人生を形作る「音楽という4番目の基軸」を第一優先し、固有条件を満たす環境が「MUSISION」だった。という二つの要因があると考えます。
 1億2700万人が自分自身の、他と異なる人生を歩もうとするとき“住宅は最も大切な手段”と成り得る。一方そこに気付く住宅提供者は少ない。自己実現上の住宅観、住宅と家族、コミュニティという必然性の深いコトバを関連性薄く散りばめ、味付ける企画ではなく、それらを「混成的に収斂し一軸化」する思想高き住宅企画の少なさ、住宅産業界の不甲斐なさに、私は悔しさを感じました。  
  リブランは2002年に「欅ハウス」という環境共生型コーポラティブハウスの企画を行い、私も居住しました。基本デザインはEcomixDesign(*)でした。光・風・水・緑を巧みに組み合わせ、共同住宅を杜で包み、「エアコンに頼らずとも快適に暮らす」ことを住宅の基礎設計に組み込みました。結果、エアコン使用985時間/年の私が、無理なく5時間/年に留まるという不思議を経験しました。
 共同のエントランスでビールを片手に夕涼みし、皆が屋上の畑で取れた芋を蒸かし、涼の源泉となるビオトープでは子が遊び、共に緑のカーテンを作りながら、果実を分け合う暮らしは、薄縁の人々を、仲間へと姿を変えていったようです。個人的には夏場の早朝、樹齢200年の欅の袂で新聞を広げることが密かな楽しみでしたが、共に居住した経験や、無垢材や漆喰、珪藻土等の自然素材に囲まれた暮らしは、私の住宅観を大きく形作ったといえましょう。(*補足)
 都市の便利さを享受しながら、緑に包まれ、涼しく快適な夏を、家族と共に学びながら暮らす過程で、居住しながらに「住宅とは何であったか」を振返るとき、幸福を実感して頂けると確信します。そして家族の絆やコミュニティを感じ、暮らして欲しいと願います。
 経済のあり方が変わり、働き方が大きくシフトしました。家を支える大黒柱であるご主人が会社 関係の人間関係に終始してしまうことを私たちは安易に非難できません。しかしその人間関係が切れるリスクは、家族やコミュニティ、人間関係が負うところ大なのです。
 「住宅を選択する、自己実現欲求を支える4番目の基軸」。お客様はもちろん、住宅業界も、双方が改めて問う時代が到来した、と私は考えています。

株式会社 リブラン
代表取締役 鈴木雄二

MUSISION:隣戸間の遮音設計目標をDr-65とした音漏れの少ない共同住宅。


EcomixDesign:ECOvillageの設計手法、自然素材、通風孔、日射遮蔽装置や緑
の蒸散作用等を 組合せ、夏場の住宅基礎体温と体感温度を低位に保つ仕組み。


ECOvillage:上記設計手法を用い、その仕掛けを家族の関係性及びコミュニティ育
成へ同時利用する共同住宅。


補足:床の栂無垢材は豊かに変色し、乾燥期の冬場に湿度放出のため床板は反り、
湿度の高い梅雨時期に反りを戻す。“ヒトが居住する”ための住宅を構成する
自然素材の役割を知ると、そのような自然現象も愛しくなるのです。