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株式会社
リブラン 代表取締役社長 鈴木 雄二 |
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| ■メッセージVOL.1■ 200411.12 | |
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■『世田谷に森を創って住もう』と言い出してから早3年が経過しました。2003年10月に欅ハウスに入居し、ちょうど1年が経過いたしました。 『エアコンがなくたって涼し〜く住むんだ!』という意気込みで作った私の自宅はリブランひと住文化研究所でレポートしたように、ほぼ快適に暮らすことができました。(2004年7月下旬の39.5℃を記録した日はエアコンを4時間位使用しました。) 告白しますと、私はとてもエアコン好きの人間です。妻は寒がりで、私は暑がり。ですから、就寝時は私がエアコンのスイッチを入れると、「すっ」と妻は逃げて行く…。では、エアコンを使って体調は万全なの?と言われると、そうでもなく、肩が凝って、体はだるい。でも、眠れない夜を過ごすよりはマシといった感じでした。 エコヴィレッジで勉強や工夫を重ね生活し、1年経って思う事は、人の体って春夏秋冬という季節に対応するんだという事を感じています。 夏場の私の自宅はの室内温度は27〜29℃位でした。そのときの室外気温はもちろん30℃以上(2004年の夏は暑かったですね)でした。『29℃っていうと、暑いじゃない!』とお客様に言われるのですが、コンクリートに蓄冷された冷輻射熱が体にあたり、夜間は自然換気しますが、「そっ」と吹く風を感じると、爽やかな涼しさを感じることができるんです。 ■今年の夏、京都の町家さんにお邪魔して来ました。「風が揺らぐ」とでも云うのでしょうか?その揺らぐ風が通ると、体の熱を風が奪って行くんです。その時に『すずし〜い』と感じちゃうんですね。 京都の夏は厳しかったようです。小学校のとき習った記憶によると、京都は盆地で風が吹かない…だから暑い。(本当ですかね?)ということのようですが、昔の人はその風がない土地でも、建物に工夫をし、風を起こし、日射を遮り、昼間は電灯を消し、視覚的な涼しさと、わずかな涼で暮らしていたかと思うと、感動的な旅行でした。 私は1967年に生まれました。当時の私の自宅は一戸建で、私は個室も与えられました。当然エアコン付きでしたので、自宅にいる時は、ずっと締め切ったままだったのを覚えています。 京都の町家さんでのこと。幼少の頃の記憶を並べて考えてみると、そういう機械的な快適さを追求してきた時代に生きてたんだ…という事を感じます。でも、このままで良いのかな…ということも一方で感じています。 無理せず、比較的楽に、暮らしを楽しみながら、夏を涼しく暮らす知恵を活用し暮らす、そんな住まいを創っていきたい。そう思っています。 ■また、2004年9月には『音楽に浸って暮らしたって良いじゃない』というMUSISIONというマンションを発表させていただきました。エコヴィレッジ同様、『夏場にエアコンがなくったって暮らせるよ』という、今まで我慢してきたことに疑問を持ち、それを解消できるような住まいを創りたい!という気持ちから生まれてきたマンションです。ひとつひとつ勉強しながら、体験しながら、今後も若い社員たちと共に新しい住まいを提供してまいりたいと思います。 『暮らしについて考えることって大切だなぁ』と、当たり前のことを再確認できた1年間でした。 |