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株式会社 |
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| ■VOL.2 誰の為に?そして誰と競争してるの?■2004.11.25 | |
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| ■仕事柄ではありますが、ここ10年デロペッパーが供給する分譲マンションを見続けています。不況といわれる時代ではありますが、マンションだけは好況のようです。 この10年特にメーカーと言われる業種の方々の頑張りは凄かったと思います。私がいま文章を作成しているPCを初めて買ったのは1995年。携帯電話は1997年頃。仕事柄すぐ壊れてしまうので、何度も買い替えています。 「新しい価値を創造したい」というメーカーの存在意義を賭けて新商品を投入するその企業姿勢に私は強い憧れを抱いています。 ■住宅業界を振り返ると、ここ10年開発されてきた分譲マンションは、大袈裟とも言える共用施設が充満し、居室内部については高価な設備が満載されるようになりました。 マンションの企画会議をしているときに、こんな話をよく聞きました。 『隣のマンションは浄水器がついてるよ。』『床暖房は標準装備らしいよ。』とか。企画担当者になった頃の昔の自分を思い出すと、そういうセリフには弱く、『そうか、他社さんがそうならうちも…。』なんて企画していたのを覚えております。 ちなみに今分譲されているマンションを比べてみると、間取りは大した違いもなく、設備も高級な設備(少なくともモデルルームには)が満載され、他社さんのモデルルームを見ても、設備を売っているのか、住宅を売っているのか、良くわからない…という感覚になります。 デロペッパーの商品企画の根本(思想やコンセプト)が、他社さんの商品企画が「基軸」になり、その新たな商品企画が次のマンションの商品企画の基軸になるという、元来メーカーでは考えられない現象が不動産業界の中に蔓延しています。 商品企画の「基軸」をどこに置くべきか?という、本来のマーケティングの在り方が問われています。 前回、自分の体調を通して「エアコン」に頼らない暮らしを作りたい。そんなお話をさせて頂きましたが、本当に狭い視野ではありますが、住宅本来の持つべき機能というものが、機能性の高いコンクリート住宅と快適家電製品(エアコンや調湿機器など)が掛け合わさることにより、スイッチひとつでその場が快適な住宅が作れてしまう…という事が問題だったのではないか感じています。 ■先日、沖縄の竹富島へ社員とともに行って参りました。竹富島の集落では、強い日差しを遮り、蓄冷された熱源や少しの風を取り入れることにより、なんとか快適な環境を創ろう!という意思をその建築から感じることができます。 竹富島と東京を比べ分譲マンションの企画者が考えなければならない問題から逃避してきたということを感じます。 ■自然環境とともに私たちは生活しています。意図せず暑くなってしまう気まぐれな自然環境とともに暮らしています。ですから、まったくエアコン不要のマンションを創るつもりもありません。だれもが知っている、あの大きな公園にある東屋で感じる『涼しさ』を創り、また住まわれる方々が少しの工夫でできるような住まいを創って参ります。 リブランは難しいことを考えていくつもりはありません。私たちが毎日帰る住宅が普通に気持ち良くあって欲しい。そんな事を考えています。 マンションって、本当に暑くなっちゃうと、本当にエアコンの効きも悪いもんですね。 |