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代表取締役社長鈴木
 

株式会社
リブラン
代表取締役社長
鈴木 雄二

 

VOL.6 「見えない森」を創り続けたい。2005.4.25

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緑にかこまれたザ・ステイツ平和台


 

 


森林イメージ写真

 

「エアコンの使用量が減りました。」という声を頂いております。

先日もお話したように、私の2004年エアコン使用量は年間5時間でした。以前は外部環境の影響が室内環境を変えるという概念のないマンションに住んでいました。よって日中の気温が30度を超えると、留守中で締め切った状態の室温は40度近い状態となっていました。自宅の玄関を開けた瞬間、「むむっ」とした気持ち悪さを感じていました。
 
日本の住宅は太陽が直接当たる側の窓を大きくします。明るい家を創りたいからです。これはエコビレッジも同様です。でも窓を通す「陽射しが室温を上昇させる大きな原因」であり、外断熱だから、高気密高断熱だから、ということだけで解決できる問題ではないということはecomix.jpをご覧頂いている方はご理解頂いていることと思います。

私のエアコン使用の2002年の実績は976時間。つまりエアコン使用時間は971時間減少(▲99.5%)しました。ちなみにCO2に換算すると▲79.6kgとなります。これを桜の木のCO2吸収量に換算すると▲13本となります。毎年春になると楽しみにしている花見ですが、こんな風に考えてみると、同じ花見でも見方が変わっちゃいます。
 エコビレッジモニターの方々にアンケートをご協力いただいた結果、推定で桜の木4033本、森にして東京ドーム1.4個分の森林のCO2削減効果があるという結論になりました。

京都議定書が2005年2月に発行されます。環境問題を身近に考えよう。もっと節制してCO2の削減に努めよう。という掛け声が多くなると思います。これは非常に意義のあることだとリブランも考えています。
でも人がフツーに気持ち良いという環境を創造しながら、結果的に環境にも良かったね。という住まいと提供することが私たちリブランの仕事です。頭でスローガンを理解しても我慢するのが嫌であれば実効性はないですものね。
 
全国地球温暖化防止活動推進センターのWEBを見ると、民生部門(家庭用・業務用)のCO2排出量は日本全体の4分の1にあたる3億トン。また家庭内のエネルギー構成(1999年度)は31%が冷暖房の利用により排出。(このページは非常にわかりやすい。)
 
今回記載したデータは夏のエアコン使用量に基づくCO2削減効果を知るものですので、上記データと比較することは適正ではありませんが、微気候を考えた住まいを創り、そこに住まわれる方がその仕組みを知り、自分は快適だなあ…と感じることのできる無理のない範囲で夏場のエアコン使用をコントロールするだけで、現状の31%を大幅に下げるということ、そんなに難しいことじゃないかもしれない…そんな風に感じています。

マンションを創ることが「見えない森を創る」ことに繋がる。そんなことを考えています。