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「てまひま手帖」

てまひま不動産の家づくり

リノベーション事例 (更新: )

みなさんこんにちは、宣伝部スガハラです。

今回は、てまひまリノベーションの工事現場をご覧いただきます。
解体工事が終わると、大工さんにバトンタッチします。間取り図や立面図を作成し、図面をもとに工事を進めていくのですが、解体してみないとわからないことや、細かい部分の収まりなど、現場で設計者と大工さんが打ち合わせを行い、実際に形づくっていきます。
一軒、一軒が手作りでやり直しのできない、ものづくりの場です。

下の写真は、小屋裏収納(開いている扉の奥)へ上る階段の収まりを、実際の壁に書いて確認しています。階段の奥のコンクリート壁の部分がキッチンになるので、つながり部分の取り合いや、階段を登っていくときに頭が当たらないかなど検討しています。

立面図で見るとこんな感じです。設計担当者から立体的に空間を使う提案をしています。

平面図ではピンク色の部分。キッチンを機能的に使いながら小屋裏収納へのアクセスを考えています。

 

最初の提案はこのようなイラストから始まります。お客様の要望をその場でスケッチし形を決めていきます。

さらに、模型もつくって3次元で空間がどのように感じるか、人の動線などを確認します。

一軒、一軒がお客様にとって、とても大事な住まいとなります。
てまひま不動産では、てまひまを惜しまず、ていねいに家づくりを行っています。

追伸
さらに工事が進み、設計担当のウチダからコメントもらいました。


「当初この階段箱はラワンベニヤで作る予定でした。
しかし現場に入り、それだと圧迫感が大きいと感じ、横板隙間貼りにすれば、夜間、明かりをつけると光の筋が現れ大きな行灯のようになるので、一石二鳥と感じ、その場でスケッチを描きお客様に変更提案をした結果、「風通しも良くなるし素敵です」と了解を得て施工に入ったという訳なんです。
建築って、机上だけで図面を描きそのまま作ってしまうと失敗することもあるので(これが本当に良かったのかは出来上がってみないとわかりませんが(笑)本当に勇気がいるんです。 設計は机上だけで完結するものではなく、現場に入った段階でもその空間の空気を読み取り、変えた方がいいと判断した時は勇気を持って提案することが大切だと思うのです」