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「てまひま手帖」

中古マンションの探し方

リノベコラム (更新: )
マンション外観

教えて!住まいのリノベーションvol.3

「人気の住宅エリアでは予算的に厳しい」「仕様が決まっている新築ではもの足りない」といった方に、近年注目されているのが「中古物件」。価格も新築物件と比較すると安価で購入でき、その差額でリノベーションすることで自分の理想の住まいを実現することができるからです。特に中古マンションは人気が高く、優良物件はすぐに売約済みになってしまうこともあります。自分に合った中古物件はどのような探し方がベストなのでしょうか。

中古マンションを賢く探す

新築マンションはモデルルームや売り出し前から専用サイトでの広告に力を入れていますが、中古マンションの情報はどのようにしてキャッチすればいいのでしょうか。

情報誌やチラシなどの紙媒体

新聞折り込みチラシや中古物件を扱うフリーペーパーなどの情報誌は、エリアに特化しているため、住みたいエリアが決まっている方には探しやすいツールです。しかし、これらの紙媒体は、中古物件の情報があがってから、チラシや情報誌の制作、さらに配布までと手元に来るまでには時間がかかり、掲載時点ですでに売約済みになっていることもあります。

ポータルサイトに載らない物件

スーモなどのポータルサイトは手軽で検索しやすいですが、すべての情報が載っているかというとそうではありません。特に中古マンションの場合、おおよその住所と間取りから、誰が売りに出しているか特定されてしまうこともあるため、情報サイトへの掲載を望まない売主もいます。このような物件情報のほか、情報サイトに載せるまでもなく、すぐに買い手がつくような優良物件の情報を持っているのは、中古物件に強い仲介業者です。

すでに住みたいエリアが決まっているのであれば、エリア内に拠点を構える仲介業者へ。地元密着ならではの情報をキャッチしています。特にエリアを絞りこんでいない場合は、大手の仲介業者なら、エリアを限定しない分、通勤や学校の状況、マンションの階など、広い視野で「より自分のイメージに近い」物件を見つけることができます。

中古マンション+リノベーションという選択

中古マンションを購入する場合、近年ではより快適で暮らしやすくするために、リノベーションで手を加えるスタイルが人気です。

リノベーション前提で探す際に注意したいポイント

間取りやテイストはリノベーションで変更は可能ですが、給排水管や排気ダクトなどのライフライン周りは設計面、近隣住戸への騒音問題などで変更できないこともあります。ほかにも、マンションの規約によって、リノベーションやリフォームの工事については制限がある場合も。耐震性能も併せてチェックしておきたいところです。マンションの規約や耐震性能は販売会社に確認することはできますが、施工の技術的な部分は販売会社では判断がつかないこともあります。リノベーションを依頼する業者が決まっているのであれば、同行してもらうと安心です。

手続きが面倒!ワンストップサービスがおすすめ

中古物件探しから、設計・施工会社との打合せ、ローンの相談など、実は意外と様々な業者と並行して進めていくことになる「中古マンション+リノベーション」。しかし、そういった時間的余裕がある方ばかりではありません。なによりすべてを自分たちだけで決めていくのは心配、という方も多いでしょう。そんな時は、物件探しから設計・施工、ローン相談や引き渡し後の保証までを一手に引き受けるワンストップ型のサービスを行う会社を選ぶのもおすすめ。物件を選ぶ際に気になる上記の注意ポイントも踏まえて設計相談できるのが一番の魅力です。

まとめ

中古マンションを購入すると決めたら、「通勤時間は短くしたい」「緑の多いエリアに住みたい」「家族が多いからとにかく広さ重視!」など自分たちが一番重視したいポイントが何かを考えてみるのがおすすめです。このポイントと予算が決まると、おおよそのエリアの絞り込みがしやすくなりますので、仲介業者に相談する際にもスムーズに話が進めやすくなります。

具体的なイメージがあると紹介して貰いやすいというメリットもありますが、どんな物件があるか知りたいという場合でも、仲介業者は相談に乗ってくれますので、まずは相談してみましょう。

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