【リブランのルーツを辿る】

2014.11.24

「リブランは作りたいものを作る、やりたいことをやる会社」

桜乃庄01(サイズ修正WEB用)

こんにちは、私は株式会社リブラン営業部の笠原と申します。私は入社14年目となり、個人的に弊社リブランのルーツに興味が湧きまして、わかったことがあったので、それを今回は少しお伝えしたいと思います。
写真をご覧ください。写真は1990年竣工の弊社分譲マンション。
場所は熱海。物件名は「別邸桜乃庄(べっていさくらのしょう)」。
先日、このマンションを見学する機会があり、外観、室内を見学してきました。
手前味噌に聞こえるかもしれませんが、とにかくすごいマンションでした。
何がすごいかというとマンションなのに「数寄屋造り」を取り入れ、住居の中にはなんと茶室、坪庭、水屋があります。かなりのインパクトでした。
なぜ、このような作りにしたのか確認すると、この場所には以前「玉乃井別館」という旅館があり、志賀直哉、川端康成をはじめ、たくさんの文人墨客に愛されていたそうです。由緒ある場所であり、その「和の心」を継承したマンションでした。ここには「リブランの心」があるように感じられました。

 

 

「リブランは挑戦し続ける」

ボルテックス外観 (428x640)

写真は弊社分譲マンション「VORTEX-21Shiki(ヴォルテックス)」(1995年竣工)。
昨今、いわゆるマンション建築の現状をみるとどこでも、平凡で類型化されたデザインが目立ちます。それは、コストや効率を重視するあまり、必然的に形が決まってしまうからではないかと思います。「VORTEX-21Shiki」は既成概念にとらわれないという思いから生まれた新しいスタイルに挑戦したマンションです。コンクリート打放しの素材をそのまま活かした外観に意図的にタイルを貼った壁面、機械的なスチールのパイプ。など、素材感をそのまま残した様々なエレメントの混成によって構成された建物。マンションというよりは建築物という感じです。ひときわ異彩を放つ外観に目を奪われ、地域のシンボルとなるマンションです。
「VORTEX-21Shiki」は型にはまらず、今までのマンション建築にメスを入れた象徴的なマンションです。株式会社リブランは現状に満足せず、現状にとらわれず、挑戦し続けていく会社であり、今も変化しています。

 

「リブランの住まいづくり」

ボルテックスエントランス (640x457)

写真は「ザ・ステイツ所沢アルカディアン」(1990年竣工)
リブランの住まいづくりで大切にしていることのひとつは外環境。いくら室内を良く作っても外環境ができていなければ心地よい住まいにはならない。心地よく暮らすには外環境がとても大切。
その考えが作りこまれている物件の一つがこの「ザ・ステイツ所沢アルカディアン」。
(財)日本野鳥の会認定の保護ゾーン「バードサンクチュアリ」を敷地内へ配置。そこには雑木林と小川があり、緑の聖域づくりと保全を続けています。現在の分譲マンションシリーズ「エコヴィレッジ」のつくりを彷彿とさせるこの設計は、今もなおリブランの住まいづくりに大きな影響を与え、新たな住まいへ受け継がれています。

 

住まいづくりの思想を詰め込んだ「洗足池エコヴィレッジ」

IMG_0781 (640x427)

現在分譲中の「洗足池エコヴィレッジ」の写真です。
「洗足池エコヴィレッジ」は大田区の洗足池近くに位置しています。周辺は将来的に不安のない風致地区。窓を開けて生活するスタイルが基本であるエコヴィレッジを建てるには最高の場所。この場所は建築制限が厳しいので、高さ10m以上の建物が建てられません。全体的に敷地にもゆとりがあり、とてもゆったりと過ごせるところです。
光と風が取り入れられるよう窓の大きさ、配置を考慮した設計。内装には「国産材きそひのき」を初め、自然素材をふんだんに採用。室内がとても心地良いです。外環境、室内環境、建物デザインを掛け合わせた人に優しい住まいとなっています。ここにはリブランの住まいづくりの思想が詰まっています。