夏場の建物自体の温度上昇を防ぐため、屋上緑化や壁面緑化を行っています。各住戸においては、緑のカーテンやシェードによって日除けができるよう工夫されています。緑のカーテンには育てる楽しみがあります。花が咲いたり、実がなったりする喜びや、ご近所さんとの会話のきっかけにもなります。

快適さと安心安全のために、マンションでも室内に自然素材を使っています。自然素材には、湿度が高い時には湿気を吸い込み、湿度が下がると吐き出すという調湿効果があります。適度に調湿されるので、結露が発生しにくくなり、カビ・ダニの発生も抑制されます。

風通しをBL値（ブリーズ・ライン、通風性能）という数値化して間取りを設計しています。一方の窓を開けただけでは、風は通りません。風の入り口と出口、通り道まで考えて、ようやく抜けるのです。エコヴィレッジには、風を通すシカケがあります。

共有の菜園、入居者パーティやワークショップの開催等、知り合うきっかけづくりのシカケがあります。マンションでも、家族の成長を共に見守り喜び合える、おすそわけする相手に困らない、そんな“ご近所さん”のいる暮らしを届けたいのです。