「リノベーション」と「新築」のメリット・デメリット

近年のリノベーションブームもあり、リノベーションに興味を持っている方も多いと思います。ただ、家を買うことは、一生に一度の大きな買い物。実際に行動に移すことに躊躇している人もいるのではないでしょうか？
「リノベーション」と「新築」。それぞれのメリット・デメリットを知って、後悔のない家選びができるようにしておきましょう。

■　リノベーション

リノベーションのメリットは何といっても経済的な面です。新築マンションを購入するより、中古マンションを購入してリノベーションした方が安くなることが多いです。

また、「中古物件をリノベーション」という考えがあると、物件探しの際の選択肢はとても広がります。最近では、新築だけに絞って探していると、希望通りの物件は中々見つける事ができません。さらに、中古マンションをリノベーションすると、自分の暮らしぶりに合わせた間取りやデザインを設計することができます。マンションなので、共用部分はリノベーションできない場合もありますが、専有部分は基本的に自由に設計でき、新築にもひけを取らない内装・設備にすることも可能です。
デメリットとしては、工事の打ち合わせなどがあるので、新築に比べると手間がかかるということ。打ち合わせなどを楽しんで出来る方は問題ありませんが、そこに時間を取られることが面倒だと感じる方もいるようです。

■　新築

新築マンションは、建物・設備ともに全て新しく、最新のものが揃っているので、清潔感があるのはもちろん、耐震強度なども安心です。また、住宅ローンの審査が通りやすく、金利・借り入れ期間も中古物件よりも有利になる場合が多いです。
デメリットとしては、費用が高くなるということです。特に自分の希望を全て叶えようとすると、相当値が張ってしまいます。基本的には既存のものに住むので、自分の思い通りの間取りやデザインの建物は一生現れない可能性もあります。

リノベーションの事例

新築は耐震性なども含め、最新のものが揃っているというメリットがある分、自分だけの個性は出しにくいということが分かっていただけたでしょうか？最近は自分の生活スタイルや趣味に合わせて、間取りやデザインを決める「リノベーション」が注目されています。
株式会社リブランが行った中古マンションのリノベーションの実例をご紹介します。

～DATA～
築年数：35年
家族構成：夫婦
専有面積：75.38㎡（22.8坪）
総工事費：1329万円

今回、中古マンションのリノベーションを行ったのは東京都在住の夫婦の方。<

し～ローン相談～購入～リフォーム（設計・施工）までワンストップで「リブラン」がお手伝いさせて頂きました。
「風や光の通り道」を作り、無垢材を使用するというコンセプトに共感したので、今回「リブラン」へ、リノベーションを頼むことに決めたそうです。

インタビューの内容を抜粋してご紹介します。

「なぜ、リノベーションを？」

資産価値を考えて“都心で駅近”の物件を希望していたのですが、新築は金額的に手が届かなかったので、中古マンションのリノベーションをすることに決めました。今住んでいる場所は都会だけど、ちょっと離れると田舎っぽいところもあって、気に入っています。

「リノベーションの良さとは？」

中古マンションですが、まるで新築のような感覚です。修繕的なものとは違って、自分たちの色が出せるし、再販物件は綺麗ですが、それよりも“個性”が出しやすいと思います。リブランさんは持ち物一つ一つを確認して提案してくれ、最初はそれが嫌だと感じたこともありましたが、結果的に自分たち好みのリノベーションができました。

「お気に入りやこだわりは？」

部屋干し用に作ってもらった設計は、一見すると何だろう？という感じ。そのままにしておいてもインテリアのアクセントの一部になっていて気に入っています。
スピーカーも、今まではそのまま置いて使用していましたが、今回は、座る位置などを考慮して設置するなど、随所にこだわりを盛り込みました。
あと、無垢の床材が素足にとても気持ちが良いです。

「どれくらい打ち合わせしましたか？」

打ち合わせには、2～3時間。当時は、週1回ペースで回数を重ねていました。それによって、よりこだわりを反映したリノベーションをすることができました。

自分のこだわりを反映したい方には、リノベーションがオススメ

中古マンションのリノベーションは金銭的な面もありますが、自分のこだわりを直に反映できるという点がとてもいいですね。自分で間取りやデザインを決めれば、家への愛着もより大きくなるはずです。
リノベーションは興味があるけど、いまいちよく分かっていない方。新築マンションとどちらにしようか悩んでいる方。プロの話を聞くのが一番の解決策です。
話をするだけなら無料なので、一度リノベーションを行っている会社に相談してみましょう。