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まだまだ終わらない!?インフルエンザと湿度の関係

お知らせ (更新: )

★ココロ豊かな毎日をvol.9

毎年猛威を振るっているインフルエンザですが、今年は暖冬の影響から例年より1か月半以上も遅れ、1月中旬に流行シーズン入りとなりました。これから迎えるピークには、まだまだ予防が必要となりそうです。中でも特に注目したいのは湿度!今回は、インフルエンザと湿度の関係についてお話しします。

■インフルエンザ予防には、湿度管理が大切

インフルエンザにかかりやすくなる要因はさまざまありますが、その1つである「湿度」。インフルエンザウイルスは空気が乾燥していると活発に活動します。室内の湿度を上手に管理することで、効果的に予防を行うことができます。

●湿度は2種類!? 相対湿度と絶対湿度とは

一口に湿度といっても、湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の2種類があることをご存知でしょうか。一般的な湿度計などで表示されているのは相対湿度で、気温によって空気中に含まれる水分量が変化していきます。それに対し絶対湿度は、1立方メートルあたりの空気中に含まれる水分量をグラムであらわしたもので、同じ湿度でも空気中にある水分量を知るには絶対湿度が有効です。日常生活ではこの絶対湿度は、1立方メートルあたり11g以上にしておくことが推奨されています。

●インフルエンザ対策には、適正な温度と湿度を保つ

絶対湿度を把握できる湿度計は、一般家庭用にはあまり普及しておらず、値段も高いことから手元にないという家庭も多いでしょう。その場合は、おおよその目安として室温22℃、相対湿度40%が下限であることを覚えておくと便利です。この22℃より室温が下がらないように心がけながら、湿度を40%以上にキープしていれば、必要な絶対湿度を維持できます。

■加湿のし過ぎはカビを生む!

「インフルエンザには湿度が大事」と、むやみに加湿していませんか? しかしその加湿、実はカビの原因になっているかもしれません!

●加湿器は必要に応じて

インフルエンザが流行するシーズンは、乾燥が気になる季節でもあります。そのため、住まいの中に加湿器を複数設置してフル稼働している、という家庭も多いでしょう。また、「暖房器具の種類別メリット・デメリット検証!」でもお話ししたように、燃焼系の暖房器具を使用している場合は、暖房器具そのものが加湿を行っていますので、加湿器と併用することで湿度が上昇しやすくなるので注意が必要です。

●日中は換気を心がけて

換気で湿った空気を外に押し流し、余分な湿度を調整することができます。また家の中に入り込んだインフルエンザのウイルスも外に追い出せますので、換気は積極的に行いましょう。窓や北側の壁などに結露ができてしまったら、こまめにふき取り、カビの発生を未然に防ぐのも大切です。

■リフォームでできる、快適な湿度管理

加湿に除湿、気温を見ながら自分でうまくコントロールするのは意外に大変です。そんな時には、建材や設備を用いてリフォームすれば、わずらわしい湿度管理も手軽に行えるようになります。

●調湿性能のある建材でリフォーム

・珪藻土

家族が安心して暮らせる壁土「珪藻土」って?」(※vol.6家族が安心して暮らせる壁土「珪藻土」って?のコラムへリンク)でお話しした珪藻土は調湿効果の高い建材で、部屋の中の湿度を一定に保つのに効果的です。珪藻土は、左官材料であり壁にコテで塗ります。

・タイル

室内用には、エコカラットというタイルを壁に貼りつけていきます。快適な湿度を保つだけでなくニオイや有害物質も低減します。

・炭

戸建ての床下には床下調湿用の炭を敷きます(室内の調湿には寄与しません)。

このほかにも、さまざまなメーカーから調湿建材が出ていますので、リフォーム会社に予算やイメージを伝えてより近いものを選択しましょう。

●除湿機能のある設備を導入

除湿器は場所を取ったり、こまめにタンクにたまった水を捨てるのが手間になったりしますね。エアコンのように壁に設置するタイプの除湿器は、壁に配管を通し、湿気を直接外に排出することで水捨ての手間や場所の問題もクリアしてくれる優れもので、リフォーム工事が比較的手軽に行える点も魅力です。

■まとめ

インフルエンザは小さなお子さんや高齢者は重症化しやすく、特に注意したい感染症の1つ。湿度管理を上手に行って、しっかりと予防したいですね。

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