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住まいを最適な室内湿度に整えて病気知らずに

お知らせ (更新: )

★ココロ豊かな毎日をvol.1

日本には、四季の移ろいがもたらす自然の恵みを楽しみ、享受することができる環境があります。しかしその一方で、梅雨のジメッとした高い湿度や、冬の冷たい北風が運んでくる乾燥した空気など、温度や湿度の大幅な変化は「快適な暮らし」の大きな妨げになります。

人が快適と判断する室内環境は、夏は25~28℃で湿度55~65%、冬では18~22℃で湿度45~60%と言われています。住まいの中で快適に過ごすためには、季節によって偏る湿度の調整が必要になります。今回は、住まいと健康、湿度についてのお話です。

■梅雨の時期は熱中症とカビに要注意

近年の日本においては、梅雨から夏にかけて「蒸し暑さ」が年々過酷になっています。湿度が高く、ジットリとまとわりつくような暑さはとても不快ですが、この時期はそれだけでなく、健康を害するさまざまな症状が出やすいので気をつけなければなりません。

●30℃以上でなくても、熱中症の危険性が

湿度が高いと汗をかいても蒸発しにくく体温が下がりにくいことから、熱中症になったり、汗をかく機能が低下することでむくみやすくなったりします。熱中症にはならないまでも、暑さで寝苦しくなることで睡眠の質が悪化し、なかなか疲れが取れなかったり、倦怠感などの原因になったりします。

●カビの発生がアレルギーなどの症状を招く

湿度が上がることでカビが発生しやすくなり、気管支ぜんそくなどのアレルギー症状をはじめ、肺炎やカビ過敏症などの病気にかかるリスクも高まります。カビが発生しやすい室内環境は、別のアレルギー反応を起こしたり、ダニの大量発生にもつながったりすることから注意が必要です。

■乾燥の時期は感染症とドライスキンに要注意

冬は、そもそも湿度が低いうえに、暖房器具を利用することでさらに室内が乾燥します。この乾燥によっても健康に悪影響がもたらされます。

●菌やウイルスが活発化するのは湿度40%以下

湿度が40%以下になると鼻や口の中にある粘膜が乾燥しやすくなり、本来、体が持っている防御機能が低下して、菌やウイルスなどの侵入を許してしまいます。特にインフルエンザは気温が低く、乾燥した状態を好むため、適度な湿度を保つことが予防につながります。

●特に注意したい子どものドライスキン

子どもの皮膚は大人と比べて薄く、皮脂の分泌が少ないことから、乾燥する時期にはドライスキンになりがちです。小さいお子さんがいる家庭では、クリームなどで保湿を心がけましょう。

■湿度が及ぼす弊害を受けない室内環境づくりが大切

住人にも家そのものにも、湿度は大きな影響を及ぼします。快適な環境を維持するためには除湿器や加湿器の利用も有効ですが、リノベーションで室内環境を整えてみてはいかがでしょうか?

●湿度調整には、自然の風を上手に取り入れる

たとえば、風が自由に部屋を通り抜けられるように工夫するだけで、湿度の調整が簡単にできます。空間の隅々まで風が届かない場合は、風が滞留しないような間取りに変更したり、窓の位置を変えたりするだけで、「風の通り道」を確保できるのです。

●さまざまな調湿素材を上手に取り入れる

四季を通して一定の湿度を保つには、内装に調湿効果のある素材を使ったり、日本古来の調湿作用を持つ漆喰壁を用いたりすることも有効な手段の一つ。除湿器や加湿器などを利用するよりもエコですし、日々のメンテナンスを必要としない点も魅力です。

■まとめ

健康で快適な生活を送るうえで、湿度の調整は欠かせません。1年を通じて一定の湿度を保てるような室内環境づくりを意識し、家族全員病気知らずの健康な暮らしを目指しましょう。

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