Magazine
中古マンションとリノベを学ぶ

潜入!リノベーション設計打ち合わせ

てまひま不動産について (更新: )

今回は、リノベーションの設計の打ち合わせに潜入してきました!

今回取材をさせていただいたお客様は、マンション購入+リノベーションを一括で弊社が担当するワンストップサービスでお住まいをつくります。マンションの購入手続きと同時並行でリノベーションプランを組み立てていきます。
1回目の打ち合わせで伺った要望に合わせて今回設計を担当する2人がプランを考案。2回目の今回はそのプランをたたき台に、理想の住まいを追求していきます。

※新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、打ち合せテーブルに飛沫防止のアクリル板を設置し、スタッフはマスクを着用しています(2020/6/13時点)。


まずは、前回のヒアリング結果から作成した間取り図をもとに、設計プランとそのプランにした意図をお伝えします。
使える部分はそのまま既存のものを活かしつつ、床を無垢材にしたり、キッチン周りを一新するプラン。
「キッチンに椅子を置いて、バーカウンターっぽい空間でお酒やおつまみを楽しみたい」
「書斎には、PC+モニターを置けるスペースが必要」
などお客様からのこんな空間にしたい!というご意見を盛り込みながら、プランについて一緒に考えていきます。

(間取り図を見ながらプランを確認)

間取りの平面図だけだと室内のイメージがわきにくいため、てまひま不動産の設計士はイラストやスケッチを用いて、お客様と設計士のイメージをすり合わせていきます。
イラストやスケッチの作成は多少時間がかかる工程ですが、ビジュアルがあるとお客様にも伝わりやすく、想像していたのと違った!ということも減るため、手間を惜しまず作成しています。

(田中が描いた室内のスケッチ)

奥様が東欧インテリアがお好みだと前回のうちあわせでヒアリング。
奥様が持つ東欧の色のイメージは「『オレンジ』といっても、東欧だと朱色の系統で、少しくすんだような、渋みのある風合いになる」とのこと。
そのイメージをより鮮明にするため、設計フタッフは独自で東欧デザインについて調べて想像を膨らませ、スケッチに壁のアクセントカラーとして落とし込みました。
打ち合わせではこのスケッチを奥様にも見ていただき、東欧のイメージがあっているか再確認。
ぼやけていた東欧のイメージの共有ができ、色があるとわかりやすい!とお客さまにも喜んでいただけました。

(東欧の色をイメージしたスケッチ)

また、設計スタッフが実際にリノベーションを行うマンション室内を現地で確認した結果をお伝えしました。
その結果を踏まえて、残すところと新しくするところ、配管や排気口などの位置を含めてプランを詰めていきます。
給湯器とインターホンの位置を使いやすい場所に移動させることをご提案しました。

(現場調査の結果を説明)

てまひまリノベーションの特徴でもある無垢床は、サンプルを手に取って確かめながら決めていきます。
旦那様は在宅ワークをする書斎の床(ヒノキ)の節が目立ちすぎると落ち着かない、と懸念しておられました。
そこで、工事現場で節の少ないものを選り分けて使うことで多少改善されますよ、とアドバイス。
節無しのヒノキ材もありますが、金額が上がってしまうため現実的ではないことを踏まえて一番よい方法を探っていきます。

(無垢材のサンプルを触り比べられます)

(てまひま不動産では無垢材のサンプルを多数ご用意)

今後は、打ち合わせでいただいたご要望をもとにプランを修正して、リノベーションにかかる費用の概算をお出しします。
その金額を見て、どのリノベーションをやるのか優先順位を決めて最終プランを決めます。
お部屋の壁紙を決める作業なども着工までの間に行います。
(壁紙を決める作業は、あれもこれもいいね!と楽しくなってきて決めた時には3時間以上経ってた!というお客様もいるほど)
お客様の暮らしに寄り添えるように、丁寧に、納得のいくまで対話を重ねていくのがてまひま不動産のリノベーションの特徴です。


リノベーションに興味を持っていただけた方は、ぜひ練馬店・西荻窪店にいらしてください。
WEBセミナーも随時開催しています!
開催中のセミナー・イベント一覧はこちらから(https://www.livlan.com/temahima/news/