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「てまひま手帖」

アレンジで2倍楽しむ!三浦シェフのワンプレートレシピ

ブログ2018年3月22日

毎日の食事を「ひと手間」でさらにおいしくする「てまひまレシピ」のコーナーがスタート。第一弾は、初めてでも失敗のない、わかりやすいコツが詰まったレシピの紹介です。まずは無理なく3品。たっぷり盛り付けて、心踊る華やかなプレートをつくります。

教えてくれるのは、みんなから「三浦シェフ」と親しまれるフードコーディネーターの三浦香代子さん。もともと保育士として幼児教育に携わっていましたが、「子どもたちにもっと安心・安全な食を提供したい」と、料理の道へ。現在は給食のメニュー開発から料理教室、ケータリングなど、幅広いフィールドで活動しています。

「世界じゅうのママンの料理をつくりたい」と、三浦シェフの料理はいつもバラエティ豊富。そんな三浦シェフが大切にしているのが、素材の持ち味を最大限に生かすことなのだそう。手軽でありながら身体に沁み渡るおいしさは、彼女自身のはつらつとした明るさも隠し味になっているのかもしれません。

「まず心がけたいのは、丁寧な下ごしらえです。野菜の特徴を生かし、料理にあった切り方をする。肉は塩こしょうをまぶして余分な水分を出して、くさみを取る。毎日続けていくものだから、難しく考えず、簡単でおいしい料理をつくりましょう」

三浦シェフが案内する、楽しい「てまひまレシピ」の世界の始まりです。

かんたん豚肩ロース煮(調理時間30分)

三浦シェフ「しっとりジューシーに仕上げるには、適度に脂がのった肩ロース肉を使うのがポイントです」

材料(つくりやすい分量)
・豚肩ロース肉(ブロック)…300g
※塩こしょう少々で下味をつける
●煮汁
・ダシ…1ℓ
※昆布とかつお節のダシを使うと、ぐっと上質な味に。市販のめんつゆを使う場合は、水4:めんつゆ1で割る
・しょう油…50cc
・きび糖…大さじ2杯
・にんにく(すりおろし)…2片(20g)

つくり方
①豚肉は常温に戻し、塩こしょう(分量外)を全体にまんべんなくすり込んで下味をつけます。
②鍋にあらかじめ調合しておいた煮汁を注ぎ、豚肉を入れて強火にします。煮立ったら中心を開けたアルミホイルで落し蓋をして、20分煮ます。
※20分煮たら火を止めて、余熱で中に火を通します。

③粗熱がとれたら、鍋から肉を取り出して食べる分だけ薄くスライスします。余った肉は切らずにそのままラップに包んでおけば、冷蔵庫で3日保存できます。

ひと手間point
・にんにくはすりおろしてから加えることで、香りが豊かになります。
・おいしい煮汁を逃さないよう、粗熱が取れてからスライスします。厚めに切りたい場合は、熱いうちに取り出して切ってください。

やみつきキャロットラペ(調理時間15分)

三浦シェフ「野菜嫌いの子どもにも大人気。バジルとにんにくの香りが食欲をそそります」

材料(つくりやすい分量)
・にんじん(千切り)…2本(360g)
・にんにく(みじん切り)…1片(10g)


・塩…ひとつまみ
・オリーブオイル…大さじ1杯
・粗挽き黒こしょう…小さじ1杯
・乾燥バジル…大さじ1杯
ドレッシング(すべてを瓶に入れてシャカシャカでOK)
・酢…60cc
・塩…小さじ山盛り1杯
・粗挽き黒こしょう…適量
・たまねぎ(すりおろし)…20g
・粒マスタード(無くても可)…小さじ1杯
・オリーブオイル…200ml

つくり方
①にんじんは、食感の違いを楽しむために2種類の切り方をします。まず皮をむいて、横半分に切ります。ひとつは、斜め薄切りにしてずらして重ね、千切りに。もうひとつは、面とりをして千切りにします。にんにくはみじん切りにします。

②ボウルににんじんを入れて塩を振り、手で混ぜます。しんなりしたら、にんにくとオリーブオイルを加えます。
③ドレッシングを大さじ3杯加え、馴染んだら乾燥バジル、コショーを振りかけて混ぜます。

ひと手間point
・にんじんを切る時は、ピーラーやスライサーを使わずに包丁で。単純な料理こそ、ていねいに手を使い、素材の味わいを引き出しましょう。
・2種類の長さに分けて切ることで、ドレッシングによく絡んで食べ応えが出ます。

さっぱり梅酢大根(調理時間10分)

三浦シェフ「大根は、春らしく桜の花びらの形に。爽やかな酸味と大根のパリパリとした食感が、しゃきっと体を元気づけてくれます」

材料(つくりやすい分量)
・大根…10cm(200g)
・梅酢(あればしそ入り)…大さじ4杯
・砂糖…大さじ2杯

つくり方
①大根は皮を剥き、2mmの厚さに薄くスライスします。
②ハサミを使って、大根を桜の花びらの形に切ります。数枚重ねて切ると、効率UP。

③タッパーに梅酢と砂糖を入れて、大根をひと晩漬けます。色が薄い場合は、梅酢を足してください。タッパーなどに入れて1ヶ月保存できます。

ひと手間point
・ハサミで切る時は、外側から半円を描くように4枚にカットします。中心の余った部分は、細かく刻んでみそ汁の具に。
・梅酢を使って残った赤しそや大根の葉は、捨てずに干して乾燥させます。

「毎日食べる食事は、特別なものじゃなくていいの。簡単でシンプルでおいしいものが一番!」とおおらかに笑う三浦シェフ。大切なのは、おいしくするためのひとてまを惜しまないこと。お皿に盛ってテーブルにどん!と出せば、食卓に笑顔が溢れること間違いなしです。

企画:てまひま不動産株式会社リブラン
⽂:原⼭幸恵(tarakusa)
写真:⼩賀康⼦