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「てまひま手帖」

中古住宅×リノベーション、住宅ローンはどうすればいい!?

リノベコラム2021年5月27日
お金

教えて!住まいのリノベーションvol.9

近年、中古住宅を購入して、理想の我が家をリノベーションで実現する方が増えてきています。中古住宅の購入やリノベーションをするうえで、やはり最初に気になるのは住宅ローンではないでしょうか。物件の購入には中古ならではの注意点も出てきます。今回は、特にマンションに注目して、中古住宅をリノベーションする際に知っておきたい住宅ローンについてお話ししましょう。

中古住宅をローンで購入!メリットとデメリットは?

中古住宅をローンで購入する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

手持ち資金が少なくても家が買える!一緒にリノベーションできる!

一番のメリットは、購入費用全額を資金として蓄えていなくても、住宅を購入できる点です。住宅購入には多額の資金が必要となり、なかなか「現金一括払いで!」と言うわけにはいきません。ですから多くの方が住宅ローンを利用して購入しています。また、見積書や工事請負契約書などの必要書類が揃えられれば、リノベーション費用と合わせてローンを組むことができます。住宅ローンは無担保で行うほかのローンに比べて低い金利設定になっていますので、購入とリノベーションを同時に行う場合は、別々にローンを組むより、合わせて住宅ローンにするほうがお得になる場合があります。

住宅ローン減税が受けられる

住宅ローンで購入するメリットには、住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)を受けられる点もあります。たとえば中古マンションの場合、築年数が基本的には25年以下で耐震基準をクリアしている物件購入が対象になります(親族などからの取得や贈与によるものは除く)。

金利分の支払いがプラスされる

住宅ローンには必ず「金利」の支払いが生じ、物件費用(場合によっては+リノベーション費用)に金利分を上乗せして支払っていくことになります。総額で支払う金額は一括で購入するときと比べるとその差は歴然! なるべく金利の低い住宅ローンを探してみましょう。

借入期間に注意が必要

さらに注目するべきは借入期間です。中古住宅は耐久性の点から借入期間を短く設定されることがあります。たとえば35年でローンを組むつもりでも、実際には20年しか認められなかったとなると、毎月支払う金額は大きく変わり、資金計画を見直す必要が出てくるので、注意しましょう。

利用できるローンはどんな種類があるの?

中古住宅を購入する際に利用できる住宅ローンにはどのような種類があるのでしょうか。

住宅ローンは新築住宅購入時と同じ

中古住宅専門の住宅ローンがある、と言うわけではなく、新築住宅購入時と同じ住宅ローンが利用でき、購入者自身が金融機関の情報をチェックし、より自分に合った金融機関の住宅ローンを選択します。多くの金融機関では住宅ローン相談会などを行っていますので、利用してみるのもいいでしょう。中古住宅購入では、売買契約から引き渡しまでの期間が1か月程度と短期間になることが一般的で、各金融機関の住宅ローンの内容を吟味する時間が十分にとりにくいのが難点。早め早めに情報を収集しておくといいですね。

変動金利と固定金利

住宅ローンには、変動金利と固定金利の2種類があります。変動金利は、固定金利と比べて低い金利なのが魅力ですが、その反面、景気などによって金利が上がる可能性もあり、将来的な見通しが立ちにくくなります。固定金利は、ローン開始から完済まで同じ金利が適用されるので、返済金額がわかりやすい点が魅力ですが、その分変動タイプと比べて金利は高く設定されています。また、3年や5年など、期間限定で固定金利にして、その期間満了時に変動金利か固定金利か再度金利を設定する固定期間選択タイプもあります。金利の上昇リスクはあっても、購入時点での借りやすさを考えれば変動金利を選ぶのも良いですし、景気に左右されずに安心して借りることができる固定金利を選ぶのも良いでしょう。借り主の考え方次第になりますので、よく考えて決めましょう。

住宅ローンを組む際の手順とは?

欲しい物件が決まり、リノベーションの内容も決まったら、住宅ローンの申し込みを行います。その手順とはどのようなものなのでしょうか。

購入申し込み後に事前審査

購入の意思が固まったら、中古住宅購入の申し込みを行い、住宅ローンの事前審査に移ります。事前審査とは、融資を受けられるかどうか、金融機関に対して事前に確認を取ることで、住宅の売買契約後に「ローンが下りなかった!」とならないようにするため、前もって確認しておくものです。審査結果はおよそ1~3日程度ではわかることがほとんど。リノベーション費用もまとめて住宅ローンを組むのであれば、このタイミングでリノベーションの見積書も必要になります。また、中古物件探しからサービスを提供しているワンストップのリノベーション会社であれば、事前審査のタイミングで見積もりを作ってもらうことができるので、そういった点で選ぶのもいいかもしれません。

物件売買契約後に住宅ローン申し込み

事前審査を通過すると、売買契約へと進み、住宅ローンの申し込みを行います。リノベーション費用をまとめて組む際は、今度はリノベーション工事請負契約書が必要になるので注意しましょう。事前審査と異なり、本審査では承認までに1~2週間程度かかることもあります。承認されれば、晴れてローン契約を結び、融資実行となります。

まとめ

人生の中でも大きな買い物となる住宅購入。ほとんどの方が初めて住宅ローンを組まれることでしょう。しっかりと事前知識を頭に入れて、無理なく安心して組める住宅ローンを見つけましょう。