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「てまひま手帖」

戸建てとマンション、リノベーションするならどっち?

リノベコラム2021年5月27日
戸建

教えて!住まいのリノベーションvol.5

近年、中古物件を購入して内装や設備を自分好みにリノベーションする方が増えていますが、基本となる物件そのものを「戸建てにするか」「マンションにするか」で迷っている方も多いでしょう。今回は、リノベーションを前提とした「戸建てとマンションの比較」についてお話ししましょう。

新築よりもリノベーション!そのメリットとデメリットとは?

そもそも中古物件を買ってリノベーションするメリットやデメリットとはどのようなことが挙げられるのでしょうか。戸建て、マンションともに共通する部分を比較してみました。

内装写真

新築に比べ、購入費用が抑えられる!

中古物件の一番のメリットは、同じような条件の新築物件より安く購入することができる点です。人気のエリアや交通アクセスのいいエリアなど、新築なら予算をオーバーしてしまう場合でも、中古物件なら選択が広がります。

より自分のイメージを実現しやすい

建売戸建て物件やマンションは、使う建材やおおよその間取りなどがすでに決まっています。譲れない点が少なければ、建売やマンションでも自分のイメージ通りの物件を探し当てることもできますが、細かい点まで実現することは難しくなります。リノベーションを行う場合は、注文住宅のように「コンセプト」から「デザイン性」、「使いたい資材の指定」まで、予算や時間が許す限り自由に行うことができますので、自分のイメージを実現させやすい点が魅力です。

構造自体の劣化には要注意!

とはいえ、中古物件を購入する際にやはり気になるのが建物の「劣化」。たとえリノベーションを行ったとしても、耐震構造等の不安があるような物件や建物の構造そのものの経年劣化が激しければ、長く住み続けることはできません。戸建てであれば、費用があれば建て替えを行うことができますが、マンションでは個人の意向だけでは難しいこともありますので、購入前にはしっかりと劣化状況を確認するようにしましょう。

戸建てをリノベーション!そのメリットと注意点とは?

戸建内装写真

戸建ては建物だけでなく、土地も併せて購入することが多いため、資産としての価値も魅力です。戸建て物件をリノベーションするときは、マンションと比較してどのような点に差があるのでしょうか。

自由度の高さがメリット!

戸建てリノベーションの良さはその自由度の高さが一番に挙げられます。法律や条例で定められた建ぺい率や容積率を超えて増築などを行うことはできませんが、間取りや窓の位置、水回りとかなり自由にリノベーションすることができます。「大きなガレージが欲しい」「光がふんだんに入るリビングにしたい」など、家族のライフスタイルや嗜好に合わせた家づくりが可能です。

シロアリや腐食など、基礎や柱の状況確認は必須

木造建築でもしっかりとしたメンテナンスを行っていれば、築50年経過していても住み続けることができますが、反対にメンテナンスを怠ると築20年でも基礎や柱がシロアリや腐食などで大きく損傷していることもあります。補強や修繕を行えば済むレベルであればいいですが、大規模工事になってしまった場合、費用もかさみ、結果的に新築購入や建て替えをした方がよい結果になることもあります。

マンションをリノベーション!そのメリットと注意点とは?

マンション内装写真

近年では、管理のしやすさから老後は戸建てからマンションへと住み替えする人も多いマンション。ではマンションをリノベーションする際には、どのような点が戸建てと異なるのでしょうか。

住みたいエリアが選択しやすく!

マンションは、同じエリアや広さの戸建てよりもより安く購入できる点が魅力です。新築や戸建てでは手が出せないような高額物件でも、中古マンションなら人気のエリアやタワーマンションなどでも候補に入れられる可能性が高くなります。購入費用が抑えられる分、リノベーションに費用をかけることもできますので、同じ予算でもより自分の理想の家を実現させやすくなります。

共有部分はリノベーションできない

マンションには、自分たちが所有権を持つ「専有部分」のリノベーションは可能であっても、ベランダや廊下、エレベーターなど、「共有部分」については自分の一存で変更することはできません。また、専有部分であってもフローリングや窓などもマンションごとにある管理規約によって工事内容に制限がかかったり、管理組合に届け出をして承認をとったりする必要があります。

まとめ

新築でも議論されがちな、「戸建てにするか、マンションにするか」の選択は、中古物件のリノベーション時でも同様です。都心部などでは特に、交通の利便性や周辺の開発整備など、マンションの方が暮らしやすいと感じることが多いかもしれません。