みなさま、こんにちは。
日本の四季のうつり変わりはあいまいになって、暑いまま急に寒い季節に突入!?などと、危惧していた私ですが、あんなに勢いのあった陽ざしもセミの声も、いつの間にかコオロギの声に変わり、優しい陽ざしに変わってきました。秋の訪れを感じる今日この頃です。
真夏に大活躍してくれたわが家の緑のカーテンは、いく度かの強い雨風によって葉が少なくなり、涼しさの訪れとともにその役目を終えましたが、一緒に植えてあった朝顔はきれいな花を咲かせ楽しませてくれています。

朝顔

自然の力を活用する

暑い夏の日でも、森の中はさわやかで涼しいもの。それは、木々の葉が陽を遮り、植物が生み出す涼しさを溜めているから。
都会から少し離れたところにあるわが家の周りには樹木も多く残されており、その木陰に入ると空気はひんやりとして涼しく感じます。

周辺環境

建物の周辺環境は、自然に恵まれており、意識すればエアコン利用は最小限に抑えられるはず。
ここ数年エアコンなしで生活しているわが家ですが、同じ建物でも他を見るとバルコニーにはエアコンの室外機が。わが家の両隣も、毎日エアコンが稼働していました。

わが家と両隣との違いは、エアコンと緑のカーテンがあるかないか。自然の力をマンションの室内に取り入れることで涼しい環境を実現しようとバルコニーに設置した緑のカーテン。
その効果は数値でもわかるように(ブログ③参照)、本物だったのです。

「夏にエアコンなしで暮らしているわが家は、ただのがまん強い夫婦なのか⁉(その①)

http://www.livlan.com/blog/2018/06/05/3722/

「夏にエアコンなしで暮らしているわが家は、ただのがまん強い夫婦なのか⁉(その②)

http://www.livlan.com/blog/2018/07/09/3843/

「夏にエアコンなしで暮らしているわが家は、ただのがまん強い夫婦なのか⁉(その③)

http://www.livlan.com/blog/2018/08/11/3923/

今年の夏は暑かった~

緑のカーテンがないバルコニーの表面温度51℃(左)・緑のカーテンの外側、葉の表側の気温35℃(右)

お天気の良い夏の日中、道路のアスファルト地面の表面温度を測ると軽く50℃を超えていますが、同じように、わが家の緑のカーテンを作っていないところのバルコニーの表面温度は50℃を超えていました(↑写真左)。
その時の緑のカーテンの外側、葉の表側の気温は35℃でした(↑写真右)。

緑のカーテンがあるバルコニーの表面温度34℃(左)・緑のカーテンの内側、葉の裏側の気温32℃(右)

一方、わが家の緑のカーテンを作ったところのバルコニーの表面温度は34℃(写真左↑)、緑のカーテンの内側、葉の裏側の気温は32℃でした(写真右↑)。
緑のカーテンの外側と内側の気温の差は3℃ですが、緑のカーテンのあるところとないところでは、バルコニーの表面温度の差は17℃もありました。暑さ涼しさを感じる秘密はどうやらこのあたりに関係していることがわかります。気温だけでなく、太陽の陽に暖められた周囲の物体から放射される輻射熱が、体感温度に大きく関係しているんですね。

緑のカーテンの「あり・なし」による体感温度の違いは?

緑のカーテンあり(気温32℃+バルコニーの表面温度34℃)÷2=体感温度33℃
緑のカーテンなし(気温35℃+バルコニーの表面温度51℃)÷2=体感温度43℃
緑のカーテンのお陰で、体感温度が10℃低いので涼しく感じるんですね。

コンクリートの特性

ご存知のようにマンションはコンクリートで造られています。コンクリートは蓄熱量が高い素材です。そのため、一度熱くなると、冷めにくく、その熱さを持続させるのです。
石焼ビビンバの器は、外側から熱して中のビビンバを熱いままにいただきますが、食べ終わってもなお、その熱さは持続しています。コンクリートも同じ原理なのです。

日中、太陽に熱せられたバルコニーもすぐには冷めてはくれません。

わが家のゴーヤーでつくった緑のカーテンは、苗1本につき一日4リットルもの水が吸い上げられ、たくさん茂った葉っぱからその水分が蒸散され続けているおかげで周りの熱を一緒に奪ってくれています。

葉陰によって日中の直射日光からバルコニーが熱くなることも防いでもらったわが家は、帰宅して窓を開けるだけで、緑のカーテンを吹き抜けて気持ちの良い風がス~っと入り込み、やさしく汗を乾かしてくれる。エアコンがなくても過ごせる理由はそこにあったのですね。

わが家は、今年もその自然の恩恵をたっぷりと受けることができたようです。

今年もエアコンは買わず

どうやら、わたしたちは、ただのがまん強いだけの夫婦ではなかったようです。何度もポストに投函されるエアコンのチラシを見るたびに、やっぱり今年は必要かしらと思う日もありました。でも、緑のカーテンで体感温度をコントロールすることにより、今年の酷暑をなんとか乗り切ることができたのです。

わたしたちの住んでいるマンションは、エコミックスデザインではないため、自然の力を取り入れた住まい方をするには、一苦労…。
今年のように大きな雨風をもたらす台風が来るたびに、緑のカーテンが飛ばされやしないかとひやひやします。強風にもビクともしない緑のカーテンをつくりたいと毎年思うのですが、バルコニーの天井に勝手にフックを埋め込むわけにはいきません。市販の「突っ張り棒」も良いのですが、緑のトンネルが作りたくて、わが家は畑でキュウリなどを作るために使う「U字型」の支柱にしています。

結構気に入っていますが、外から見ると見栄えが今一つなのかな…。

エコミックスデザインなら

エコミックスデザインのマンションでは、バルコニーのひさしの先端近く(なるべく窓から距離を置いたところ)にフックと頑丈で見栄えの良い緑のカーテンネットを標準装備しています。
初夏に苗植えしたゴーヤーなどのつる性植物が生長し緑のカーテンが完成するまでは、日よけシェードを取り付けることもできるので、季節によって、またはお好みによって使い分けできるのもいいですね。

バルコニー

新築マンション「エコヴィレッジ和光新街区」

エコミックスデザインに基づいたマンション「エコヴィレッジ」では、自然の力をふんだんに取り入れる設計がなされており、真に快適と感じる住まいをご提案しています。わが家にはない無垢のフローリングや環境対応型塗料が調湿してくれるので、いっそう快適に暮らしていただけます。少し涼しくなってきた今頃では、風通し(の良さ)を考えた間取りも良いですネ。
埼玉県和光市という大変立地条件も良い場所で、新築マンション「エコヴィレッジ和光新街区」を販売中です。
お住まいをご検討中の方は、ぜひその一つに加えていただけましたら大変嬉しく思います。

外観1

熱環境を整える

エコミックスデザインでは、自然の恵みを取り入れて、心地よく暮らすことができるマンションの「熱環境」を整えていくために、「熱のしくみ」「自然の力」「コミュニティの力」という3つの要素を基本に考えています。

「風・陽・緑・水」を上手にコントロールしたエコミックスデザイン。その力をぜひご体感ください。 

エントランス

わが家はやっぱり涼しかった!?

一人生活を始めた娘が夏休み(8月3日)にひょっこり遊びに帰ってきました。
開口一番、「うちはやっぱり涼しいね~」と言いました。
また、主人は夏の終わりに受診した人間ドックの結果を見て、「今年は何もなかったけど何が原因だろう…」と。
特に変わったことは思い当たりませんでしたが、あえてあげるとすれば、今年はわが家のゴーヤーがとても豊作で、ゴーヤージュースを毎日のように飲んでいました。
もしかしたら、それが良かったのかもしれないですね!

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夏にエアコンなしで暮らしているわが家は、ただのがまん強い夫婦なのか!?

つたないブログではありましたが、4回にわたり読んでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

紅葉の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋…すがすがしい季節を満喫しましょう!

(建築事業部 太田久美子)