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「てまひま手帖」

新築と中古のマンションを見比べて決めた、わたしたちの納得のいく選択

お客様インタビュー (更新: )

中古マンションを購入し、1年後に断熱のためのインナーサッシ増設工事を行い快適な家を手に入れた東京都三鷹市のご家族。中古マンションを買ったきっかけや、その後の暮らしについて宣伝部の植松と菅原が伺いました。

中古マンションを買おうと思ったきっかけ

植松家を買おうと思ったきっかけは何だったんですか?

Dさん当時住んでいた職場の寮が取り壊しになると聞いて、急いで家を探し始めました。最初は住宅購入は考えていなくて賃貸物件を探してました。

Kさん家探しよりも前に子どもが通う保育園が決まっていたので、住み替え先も職場の寮と同じエリアであることが条件。寮のあったエリアはなかなか不便な場所ではあったのですが、そんな場所でも結構家賃が高くて。「賃貸って意外と安くないな。これだったらマンションを購入しても同じような金額感になるんじゃないか」と購入に切り替えました。

植松そうだったんですね!立地などにもよりますが、マンションを購入して月々のランニングコストが家賃を下回ったお客様もわりといらっしゃいますね。

旦那さんのDさん、奥さんのKさんと、てまひま不動産宣伝部の植松

Kさん「買うぞ」と決めた後、まずは大手の物件紹介サイトがやっている相談カウンターに行ったんです。そこで三鷹市エリアの新築マンションを「こんな条件いい物件滅多に出ないですよ!」って勧められました。そこがスタートだったよね。

Dさんそうそう、そのときは新築マンション一択という感じでゴリ押しされて、これでいいのかと思い始めて。

Kさんそれで中古マンションについても調べ始めました。フリーランスで物件紹介をしている方とか、大手のリノベーション会社にも話を聞きに行ったよね。

Dさん情報収集は念入りにしたね。知り合いに建築関係で熱環境に詳しい人にも相談したんです。その人の大学時代の先生がリブランのコンサルティングをしていた方で。その縁でてまひま不動産を教えてもらったんです。

植松えっ!?すごい偶然!!

菅原株式会社リブランがてまひま不動産を始める前、「エコヴィレッジ」というマンションを分譲していた時に、マンションの温熱環境についてアドバイスいただいてた先生ですね。

エコヴィレッジとは
リブラン独自のエコミックスデザインを導入した分譲マンションと一戸建て。建物内外の温熱環境に着目し、敷地内の植栽を夏は涼やかな木陰をつくり冬は葉が落ちて暖かな陽を取り入れる樹木配置にしています。また、風が部屋全体を行き渡る窓の配置や、湿度をコントロールして快適な体感音素にするための素材(無垢材や珪藻土壁など)を採用しています。

エコヴィレッジ鶴瀬の外観。敷地内には、金木犀や欅、柚子など約50種類・1,000本以上の中高木が育っている。

ニュートラルな意見が、不動産屋に求めていたこと

Kさんてまひま不動産さんは中古マンション専門店ですけど、まだ問い合わせた時は中古マンションで買うと決めてなくて、営業担当のSさんに「新築と中古で迷ってます」って素直に伝えました。

営業担当 S
てまひま不動産西荻窪店の店長。自身も20代後半で家を購入した経験があり、その時に担当した営業マンの対応に感銘を受けて不動産業界へ。

Dさん絶対中古マンション!って強く営業されるかと思ってたら、Sさん、「新築も中古もどちらも良いですよね」って。

Kさんいろんな会社さんに話を聞いていると、新築メインでやっている会社は「新築が一番!」って態度だし、逆に中古マンションやリノベを専門としている会社だと「新築なんてあり得ない」って言われるのが受け入れがたくて、話を聞きに行くのも嫌になってきていたところだったんです。てまひま不動産は新築マンションを分譲していたこともあり、Sさんが新築と中古の両方のいいところをひっくるめて考えてくださったのが良かったですね。

Dさんあと、話を聞きに行ったリノベーション会社は自分達で物件を探してくる必要があったのでハードルが高くて。てまひま不動産に行ったら事前に回答した希望条件をもとにSさんが物件を探してくれていて、その場で見せてもらえたので検討しやすかったですね。

リビングにはご夫婦の在宅勤務・勉強用の昇降デスクを並べている。室内は光が柔らかく差し込むため、手元も明るい。

中古マンションの決め手は営業マンの○○

Kさん保育園の場所の関係でエリアを変えたくなくて、そうすると新築マンションは1件しかなかったので、自然と中古マンションメインで探すようになりましたね。電車で通うという選択肢も含めて、中央線エリアでSさんが提案してくれた物件を何件か見学しました。

植松エリア以外で重視した条件はありましたか?

Kさん最初は2階がいいって言ってたんだっけ?1階はなんとなく避けてたけど。

Dさんうん、でも逆に高層階は子どもがいるからちょっと…って話もしてたね。

KさんでもSさんが「絶対にダメという何かがないのであれば試しに見てみてもいいのでは?」と言っていて、実際に1階や、高層階の物件も見学しました。

Dさん今の家を見学した時、2階も売り出していてそちらも見学したんですけどお隣さんとの距離が近い感じがあってそんなに良くないよね、って結論になって。それで6階の部屋も売り出し中だねってなってこの部屋も内見しました。で、見にきたらバルコニーから富士山が綺麗に見えて。

植松おお、素敵ですね!

DさんそしたらSさんが富士山を眺めながらぐ〜っと伸びをして景色をエンジョイし始めて、あ、Sさんこの部屋気に入ったんだって(笑)

植松お客様よりもお部屋を楽しんでる(笑)

Kさん実はてまひま不動産よりも前に、他の不動産会社さんからもこの部屋を紹介されて見学したことがあったんです。その時は予算オーバーだからやめようってあっさりと断って。でもいろんな物件を見た後にもう一回見学したら、バランスのいい物件だったことがわかってここに決めましたね。

Dさんあと、やっぱり、富士山を楽しむSさん。

バルコニーからは、冬の澄んだ空気のなかで富士山が見られる。

インナーサッシで寒さを解消

植松お部屋を購入されて1年後に、てまひま不動産でインナーサッシ(内窓)をつける断熱リフォームをされてますよね。インナーサッシをつけようと思ったのはなぜでしょうか?

Dさん冬、朝起きてリビングにくると、床がすごく冷たくて。どうしたもんかなと思っていた時、断熱内窓リフォームをしませんかという他社の宣伝チラシが入っていて興味を持ちました。そのチラシの業者さんとは別に、2社以上見積もりをとって比較してみたいと思っててまひま不動産にも声をかけました。結局、見積もりをとった業者さんがその会社が提携しているメーカーしか使えなさそうで、希望しているメーカーの商品で施工してくれるてまひま不動産さんにお願いしました。

インナーサッシをつけることで、2枚の窓の間に空気の層ができ、断熱や防音に大きな効果をもたらす。

植松インナーサッシを設置してから部屋の環境は変わりましたか?

Dさん昼間にインナーサッシを開けると、外側の窓と内側の窓の間がとても暑いんです。だから断熱できているんだなって感じます。

植松音はどうですか?インナーサッシをつけた方は、外からの音が静かになったっていう方が多くて。

Kさん音については、寝室が静かになったと感じますね。寝室側は車が通る大通りに面しているんですけど、インナーサッシをつけてから静かになった気がします。

緑のカーテンで日々の彩りが増える

 

植松Dさんは5月に開催された弊社のOBイベント「緑のカーテン講習会」にもご参加いただきましたね!緑のカーテンを10年以上育てているスタッフが効果を手描きのイラストでお伝えする講義パートと、店舗のバルコニーで育てているゴーヤやパッションフルーツのプランターを見ながら設置方法を解説する実地パートどちらも受けていただいて。

Dさん話を聞くだけかと思ったら。

Kさん帰りに連絡がきて「苗をもらっちゃった」って(笑)

Dさんイベント概要でゴーヤの苗がもらえること見逃しちゃったんだよね。慌ててAmazonで道具を買ってネット用の物干し竿を組み立てたり。講習会で言われた通りにやってみたらうまく育ってくれました。

緑のカーテンとは
ゴーヤや朝顔などの植物で建物の窓や壁を覆って夏の日差しを和らげる、自然の力を生かしたカーテンです。マンションのベランダが強い直射日光に当たり続けるとその表面温度は50℃以上に。緑のカーテンで陽を遮ることで室内の温度上昇を抑えられます。

菅原講習会後も何度か弊社にご相談のメールもいただきましたね。その時は土と肥料の問題で葉が萎れていたのでおすすめの肥料をお伝えして。元気になってよかったです。

Kさんゴーヤも何度か収穫して、ゴーヤチャンプルーにして食べましたね。あとは緑が綺麗だなと思って眺めて楽しんでいます。

変わらない、価値ある住まい

植松住んでみて、今のおうちはどうですか?

Dさん前の職場の寮がバランス釜を使っているような年季の入った物件だったので、マンションを買ってかなり快適になりましたね。あとは、立地も前より良くなったかな。

Kさんうん、リビングも明るくなったね。

Dさんやればよかったかなと少し後悔しているのは無垢フローリングと調湿クロス。私たちは湿気に弱いらしく、今は除湿機をつけっぱなしにしているんです。素材にこだわっていれば少しはこの湿度も快適になっていたのかなぁと思います。冬も足元が冷たく感じるたびに無垢材を推していたSさんを思いだして…(笑)

菅原無垢材はエコヴィレッジを分譲していた時代から20年以上弊社が推している床材なんですが、一度使い始めるとやみつきになる心地よさですよ。

Dさんリノベーションって、個人の好みを反映できるのはとても良い点だとは思うのですが、資産価値が上がるかという点ではそうは言い切れない気がして前向きではなかったんです。でも、床を無垢材にしたり、調湿効果のある壁材を使うことは、人が暮らしやすい家にするための普遍的な価値だと思います。予算の関係上、無垢材採用は見送ったのですが、今でもずっと気になっていますね。

ご夫婦が心残りにしている無垢材は、夏場は湿気を吸い、冬場は湿気を吐き出して室内の湿度を調整してくれる機能がある。合板の床に比べてもヒヤッとしたりベタつきにくい素材。杉やアカシア、ウォルナットなど種類もさまざま(写真は杉材)

植松これから物件探しをする方に向けてアドバイスがあればお伺いしたいです!

Dさん家を買うって言うのはきっといろんな選択肢があって、「中古マンションであればリノベ前提」って会社さんも多いと思います。でも、てまひま不動産のように「リノベしなくてもいい」といったような私たちの意見も受け入れてくれる会社さんがいいなと個人的には思います。

Kさんあとは、Sさんに相談すればきっといいアイデアをもらえます(笑)

育てた緑のカーテンで収穫したゴーヤとともに。

スタッフと二人三脚で、譲れない条件を叶えながら満足のいく住まいを見つけられたお二人。少しずつ家を変えながら、心地よい住まいが続いていきそうです。

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2023-09-26