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「てまひま手帖」

1階住まいも明るく風が通る 調湿環境を整える「てまひまメイド」

中古マンション (更新: )
関連ワード: 1階無垢材風通し

楽ではないけれど、楽しい暮らし“てまひま暮らし”を実践している人を訪ねる企画「てまひま暮らし人」。第33回は、てまひま不動産 営業担当の杉内とともに、東京都練馬区にあるお宅を訪ねました。

お子さんふたりと猫の「5人暮らし」のKさんご一家。以前は賃貸マンションにお住まいでしたが、お子さんの成長とともに住み替えを検討することに。そこで出会ったのが、てまひま不動産がリノベーションを手がけた「てまひまメイド」の中古マンション。希望の部分に追加のカスタム工事も行い、手間をかけ過ぎずに自分たち好みの理想を実現しました。暮らし始めて5年。自然素材の力を存分に詰め込んだ1階での住み心地について聞きました。

1階でも明るく風通しの良い家

杉内おじゃまします。いい光が差し込んでいますね。

裕司(ひろし)さん杉内さん、いらっしゃい。南向きなので午後まで日が差し込むし、風も通る。つい深呼吸したくなります。

編集部玄関に入った瞬間から、すーっと風が抜けていくのを感じました。

杉内てまひま不動産のリノベーションのポイントのひとつが、風の通り道を考慮した間取りをデザインすること。マンションに多い開き戸ではなく、引き戸を採用して玄関からリビングまで風が抜けるようになっています。

左から営業担当の杉内と裕司(ひろし)さん、聡良(あきら)さん、大資(だいすけ)さん。奥さまは外出中のため、猫のあんこちゃんを入れて「4人」でお迎え。

裕司さん無垢材の床もいいですね。暮らしてみて分かったのは、床材でこんなに心地よさと暖かさが違うんだということ。以前住んでいた家はコンクリート打ちっぱなしのデザインで、見た目はおしゃれだけど寒かった。見た目はもちろん、暮らしやすさも大事だなと今になって気づかされます。

編集部あれ、そういえばエアコンが見当たらないですね。

裕司さん実は、リビングにはエアコンがないんです。冬場はセラミックファンヒーターのみ。夏場は隣の部屋から風を回してるんですが、それで十分。1階はよく湿気がこもってカビやすいとか、床がひんやりするとイメージされますが、予想を裏切るほどの快適さがあります。

杉内1階は地面に近いのでどうしても湿気が溜まりやすく、冬の底冷えを懸念される方も少なくありません。ですが、工夫次第で快適で心地よい暮らしを実現することができます。Kさんのように床に無垢材を選ぶのも、その工夫のひとつ。調湿作用に優れているので、夏はさらりと涼しい。また、肌に触れた際にヒヤッとしにくい性質があるため、冬は暖かさを体感することができます。

聡良(あきら)さん木の香りもいいですよね。暮らし始めた時に「杉がほのかに香って気持ちいいなぁ」と思っていました。今でも癒されています。

家族全員がくつろぐ南向きのリビングダイニング。暮らしに合わせてレイアウトを変えられるように余白がある。壁紙には吸水性ポリマーを配合した調湿クロスを採用し、湿度をコントロール。

大資(だいすけ)さんほかに1階のいいところといえば、玄関を開けるとマンションの出入り口がすぐそこにあるから、学校に行くのがラクです(笑)。

裕司さん僕らは子どもが小さかったので1階を望んで暮らし始めましたが、ゴミ出しもストレスがなくて助かります。マンションであっても平屋の感覚で暮らせるのも1階の魅力だと思います。

以前の住まいからともに過ごしてきたあんこちゃん。無垢床は飛び跳ねる猫の足への負担もやわらげてくれるそう。

リノベ済み物件なら、1から悩まず暮らしを楽しめる

編集部家を購入しようと思ったきっかけは?

裕司さん子どもたちが大きくなってきて当時住んでいた賃貸マンションが手狭になったんです。当時は2階の部屋で暮らしていたんですが、子どもたちが駆け回る年頃だったので、周囲へ足音や騒音がしないか気になっていたのもありました。

杉内Kさんご夫妻はマンションの1階であることと、お子さんの通学学区を変えないために当時お住まいだったエリアから大きく離れない場所で検討されていたんですよね。

編集部てまひま不動産のことはご存知だったんですか?

裕司さんいえ、ポストに入っていたこの物件のチラシを見て知りました。気になってオープンルームの日に来たら、杉内さんが案内してくださったんです。

よく手入れされた杉の無垢床は裸足で歩くのが心地よい。あんこちゃんもゴロゴロと過ごす時間がお気に入り。

裕司さんその後、自分たちでもう1件中古マンションを内覧したのですが、東向きで日当たりが良くなかったんですよね。圧倒的に「てまひまメイド」の方が良かった。決め手は何よりも床材。家の中を裸足で歩くと肌触りがいい。合板の床は冷たいけれど、無垢材は全然違うんです。「えっ、ひんやりしない! 床材でこんなに違うものなのか」と驚きました。そして南向きの間取りで1階だけど日当たりが良いことも大きなポイントでした。最終的には2択で家族会議し、「てまひまメイドの方がいいね」と意見が一致しました。

聡良さん両親に「どっちの家がいい?」と聞かれて、「てまひまメイドの方がいい!」と思ったことは今でもしっかり覚えています。

大資さん僕は家が広くなることが嬉しかったですね。

こだわりの造作家具は手描きでイメージを伝える

編集部入居された後、追加のカスタム工事も行ったそうですね。

裕司さんリビングの壁一面に食器棚を設けたいと思っていたんです。設計担当の方に「何か造作されますか?」と聞かれた時、迷わず希望を伝えました。

杉内実は裕司さん、ご自分で「こういう棚が欲しい」とイメージ図を描いてたんですよ。

裕司さん手描きの食器棚のイメージ図。収納したい家電や食器が寸法とともに細かに記されている。

編集部すごく綿密にサイズ感の希望などが書かれていますね。

裕司さん既製品の食器棚だと家電や食器がきれいに収まらずにデッドスペースが生まれてしまうので、持っていたホットプレートやゴミ箱、冷蔵庫などもきちんとひとつのレイアウトのなかに収まるように描きました。設計担当の方に見せたら、「この部分はこうアレンジするのはいかがですか?」と親身に相談に乗ってもらえました。おかげで今スッキリ収められていて嬉しいです。

家電や食品、日用品など持ち物に合わせたサイズでつくった食器棚。見栄えもスッキリ。

収納が難しい厚みと幅のあるホットプレートもオーダー食器棚ならぴったり収まる。

編集部リビングの壁付けのカウンターも造作されたそうですね。

裕司さん机として使える一枚板を設置しました。当時は子どもたちが勉強スペースとして使えるようにと考えていて。上部にはホワイトボードも設置し、プリントを貼ったり予定を書き込んだりと学習しやすい環境をつくりました。今は子どもが大きくなりそれぞれ自室を持つようになったので、棚は収納棚やTV台に変化しています。

入居時のリビングの様子。食器棚と一枚板のカウンターを壁一面に造作した。

角には爪とぎを設置。蜜蝋ワックスを塗った爪研ぎは床と色合いが馴染んでインテリアの一部のよう。壁の下部には爪研ぎを防ぐ壁紙材を採用して、きれいな状態をキープ。

裕司さんあとは、自分の個室に大きな本棚をつくるという夢があり、壁一面の本棚をつくっていただきました。仕事に関連する書籍や大好きな雑誌『Pen』、漫画、単行本などを並べています。

杉内下段の棚板は雑誌の高さに合わせて、上段は漫画や単行本用の高さに合わせてデザインしたんですよね。

裕司さん念願のオーダー本棚はラワン材で造作。子どもたちが制作した作品を並べる飾り棚としても大活躍。

アフターフォローだけではない、ずっと続く関係

裕司さん杉内さんとはただの不動産屋さんと買主という関係とは少し違うと言いますか。とにかく腰が低いんですよ(笑)。なんでも気軽に相談できる関係性です。家の工事もお願いできるので、定期的に会話ができるところもとてもいい。その場限りじゃないのが嬉しいですよね。

杉内ありがとうございます。私たちも楽しく過ごされている姿を見守り続けられるのが嬉しいです。

裕司さん最近は開け閉めの調子が悪くなったリビングのドアを新調したり、洗面台にマグネットパネルを貼り付ける追加工事をしていただきました。マグネットパネルがあると、収納用品を貼り付けることができて洗面所がスッキリします。こうやってちょこちょこアップデートをするので、2年に1回のペースで連絡をとっています。

玄関からリビングへと風を通す引き戸。開き戸のようにスペースを取らないうえ、開け放てば空間がひと続きになって家全体に広がりが生まれる。

洗面台の右部分にマグネットパネルを設置。今後は「浮かせる収納」として、マグネット式のディスペンサーなどを取り付ける予定。

裕司さんあと、僕たち家族は家をメンテナンスすることを大切にしているんです。なかでもこだわっているのが床の手入れ。毎年、家族全員で蜜蝋ワックス(蜜蝋とえごま油からつくられた自然素材のワックス)を塗っているんですよ。専用のグッズも一式揃えていて、巾木に養生テープを貼って、四つん這いになってワックスを塗り込んで磨いていく。これが結構な重労働なんです。

聡良さんテープを貼るのが一番大変なんですよね…….(笑)

大資さんまぁ、ご褒美目的で頑張ります(笑)。

てまひま不動産オススメの蜜蝋ワックスでお手入れを実践中。膝サポーターも用意していて本格的。

裕司さん最初の数年は「床を丁寧に扱わなくちゃ」と神経を使っていて。ちょっと物を落とすと「ああ、傷がつく」と気にしていたこともありました。その後「多少の床の凹みはスチームアイロンで温めることで補修することができる」と教えてもらってからはずいぶん安心したものです。

杉内ちょっとした凹みを自分で補修できるのも、無垢材の頼もしいところ。傷さえも”味”に変えてしまう懐の深さがありますよね。

編集部入居から5年、お子さんの成長とともに暮らしのスタイルがまた変わりますね。

裕司さんそうなんです。きっとこれからも家族のライフスタイルが変化するたびに部屋の使い方が変わっていくと思います。ぜひまたカスタム工事をしたいので、その時には相談させてください。

杉内もちろんです。これからも末長くよろしくお願いします!

人も猫もすこやかに暮らす住まい。これからも変化に合わせて整えていきたいもの。

自然素材の心地よさに魅了されて「てまひまメイド」で暮らし始めたKさんご家族。1階でも想像以上に快適に暮らせることに満足されています。そして深呼吸したくなる家は、手入れやアップデートを重ねることで心地よさが続いていくはず。これからも環境の変化に合わせて住まいを育てていく姿に寄り添う関係が続いていきます。


企画:株式会社リブラン
文:永見 薫
編集:tarakusa
写真:大西 陽(提供写真以外)

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「エコミックスデザイン」
てまひまリノベーションでは、自然のチカラを取り入れた快適な住まいをご提案しています。
自然素材を使う
化学物質をできるだけ使わないから、体にやさしい。
快適な湿度
湿気や乾燥による不快感を軽減し。
カビやダニも抑制。
風通しの設計
風の通り道を考慮した、快適な間取り設計。

施工内容の例

杉の無垢フローリング
高い調湿性能に加え、香りと柔らかさが心地よい杉の無垢材をチョイス。
吸放湿クロス
吸水性ポリマーを配合した壁紙で、湿気をコントロール。
風通しの設計
引き戸・室内窓を利用して、2本以上の風の通り道を加えました。
土間
外からの視線をカットしつつ、キャンプ用品やDIY作業場として利用できるスペース。
全窓インナーサッシ
二重構造の内窓で断熱効果だけでなく、防犯対策にも。
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