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「てまひま手帖」

グリーンカーテンネットの張り方

ブログ (更新: )
ネット茶色

グリーンカーテン用ネット

グリーンカーテンに挑戦してみたいけど、マンションなのでどのようにネットを貼ったらいいかわからないという方向けに、ネットの貼り方を紹介します。

グリーンカーテン外観
こちらのおうちはバルコニーの手すりがコンクリート製のため、床にプランターを置くと陽が当たらないので、手すりにハンギング用の金物を使ってプランターを設置しています。手すりが、ガラリやガラスなどで陽が当たる場合は、こちらのグリーンカーテンの作り方 をご覧ください。(落下などの安全対策はご自身の責任で行なってください)

用意するもの(マンションのベランダの場合)

ネット

ネット茶色2

ネットはホームセンターなどで売られている園芸用ネットを購入ください。
幅1.8m×高さ3.0mサイズであれば、掃き出し窓をだいたいカバーしてくれます。長さによる量り売りもありますので、必要な長さを先に計測して購入しましょう。
ネットの色は緑色が多く売られていますが、茶色や黒がおすすめです。苗が育つまでの間部屋内からネットを見た時、茶や黒などの暗い色は目立ちにくいからです。
マス目は10cm角の物を選んでください。これよりも小さいと強風時に葉っぱがネットに打ちつけられて傷つきやすくなります。大きいとツルがつかまりにくく折れたりする可能性があります。

突っ張り棒

ベランダ用物干し突っ張り棒ではなく、通常の突っ張り棒を使います。ただし、ゴーヤーやヘチマなどは実をつけると重くなります。台風時の強風の煽りなども考慮し、対加重30Kgなど頑丈な物を選びましょう。

ネットの貼り方

①ネットの幅に合わせて、棒を立てる位置に置く。

突っ張り棒

事前に突っ張り棒は設置時の高さに調整しておきます。ネットも必要なサイズに切っておきます。こちらの写真は手前が幅1.8m、奥が幅2.7mです。高さは手すりから上なので1.5m程度となります。
ネットの幅の中にプランターが設置できるように突っ張り棒の位置を決めましょう。

②ネットを棒に取り付ける

突っ張り棒にネットを通す

上下に支柱用ポールを使わずに直接突っ張り棒にネットを取り付けます。この時棒に対してネットを1マス毎にジグザグに縫うように入れていきます。上部はシリコンのキャップにネットの先端を挟んで固定しています。

③一本ずつつっぱり棒を設置する

突っ張り棒の設置

ネットは、端から一本ずつ設置していきます。位置をずらせない写真の一番奥の突っ張り棒から始めます。一本を手に取り天井と手すりの間に入れて、突っ張り用のネジを回してしっかり固定します。固定できたら次は真ん中の突っ張り棒を同様に設置し、最後に手前を設置します。

④落下防止用の紐を結びつける

しっかり設置できていることを確認しましたら、万一外れて落下しないように突っ張り棒とバルコニーの手すりを、頑丈な紐で結びつけます。ヘチマの実などは1つで3、4Kgになるものもあるのでしっかり重さに耐えられる紐を選んでください。また、紫外線で劣化すると強度が落ちますので紫外線対策済商品を選びましょう。大事故につながりかねません。

⑤ネットをピーンと張るのがポイント。

ネット
突っ張り棒はネットの横方向が引っ張られて、ピーンとなる位置に設置します。ゆるいところはインシュロックや園芸用の針金で固定しピーンと張りましょう。

⑥ネットはプランターの下に巻き込んで縦方向もピーンと張ります

ネットプランター巻き込み

ネットは少し長めにカットして、プランターの下に巻き込みます。こうすると縦方向も引っ張られてネットがピーンとなります。ネットを苗の上に被せるように手前側に巻き込むと、苗との距離が近くなり、ツルが掴まりやすくなります。

みなさんも、工夫しながら緑のカーテンを楽しんでくださいね。