災害時に最も早く逃げ出せるのは1階。マンション1階で備える「家族を守る住まい」のリノベ設計
地震や火災などの緊急時、多くの人が直面するのが「マンションの高層階からどう逃げるか」という問題です。
「エレベーターが止まったら、子どもを抱えて階段を降りられるだろうか」 「避難経路が塞がれてしまったらどうしよう」
こうした不安に対し、実は「マンション1階」という選択肢が、家族の命を守ることになります。
今回は「地震で逃げる」ことを想定した、1階物件の優位性と防災リノベーションの設計術を解説します。
地震大国で選ぶなら1階。避難における圧倒的なアドバンテージ
災害発生時、1階物件には高層階では決して得られない「3つの安全」があります。
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「エレベーター停止」の影響を受けない: 地震発生直後に最も困るのがエレベーターの停止です。1階なら、停電で足止めを食らうことなく、玄関や窓から数秒で屋外へ脱出可能です。
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避難経路の選択肢が複数ある: 万が一玄関が歪んで開かなくなっても、1階ならテラスや専用庭の窓が「第二の非常口」になります。地面が近いため、怪我のリスクを最小限に抑え、自力で安全を確保できます。
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家具転倒や揺れそのもののリスク軽減: マンションの揺れは、上層階に行くほど増幅されます。1階は揺れ幅が最も小さいため、家具の転倒による負傷や、避難経路の遮断を最小限に抑えられる確率が高まります。
備蓄を「日常」に変える。土間を活用した防災リノベーション
いざという時の備えは、奥まったクローゼットに眠らせていては意味がありません。
てまひま不動産では、1階の利便性を活かした「動ける防災設計」を提案しています。
土間を「防災基地」にする
「土間」は、防災備蓄の最適解です。
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重量物も楽に保管: 重い水や非常食、カセットコンロなどを土間にストック。車から直接運び込める1階なら、備蓄の入れ替えも苦になりません。
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「そのまま逃げ出せる」動線: 避難リュックや防災ヘルメットを土間に配置。家を出る動線上に備えることで、パニック時でも迷わず持ち出せます。
- アウトドア用品を活用: 土間にキャンプギアを収納しておけば、停電時もランタンや寝袋ですぐに対応可能です。





















